初めて産婦人科に行ってから2年後

結婚することになり 

結婚式、入籍、新婚旅行と忙しい毎日を過ごす中でふと 

「そう言えばブライダルチェックと言うものを受けてないぞ」

「私、大丈夫なのかな。心配だ。」 

と急に不安になり、とりあえず近くの産婦人科へ。

 

年配の先生だったこともあり、ちょっと心配しつつ内診へ。 

 

「えっめっちゃ痛い!!!!!」

初めて行った産婦人科とは比べものにならないくらいの激痛。 

 

先生によって変わるよ……とも聞いていた私は 

『あぁ、この先生だからなのかな。』 と思い軽くメンタルをやられました。

 

『何も問題なさそうだし、とりあえず1週間後に来て』と言われ帰宅。

 

あまりの激痛にもう行きたくないと言う気持ちが強くなり

いろんな人に相談をし、今後もし不妊治療するとなった時の事を考えて 

不妊治療専門の科が併設している所に行った方が良いよという助言もあり

またネットで検索。 

 

なぜ不妊治療専門の科が併設しているところがいい

と言う結論になったかと言うと

結婚が決まり、まずは一緒に住み始め 

その後、入籍、結婚式、新婚旅行と進めて行くなかで子供は早めに欲しかったので 

半年程基礎体温排卵検査薬を使って

自分なりのタイミング法をしていたのだがなかなか授からず。

 

こうなったら、ちゃんと検査をして心に少し余裕を持てれば!と思ったのと

“生理痛が重い”と言う事

“中学生の時に生理が止まったことがある”言うことが

私の中で引っかかっていたため 

不妊治療をして授かった方からの助言もあり、その決断に至りました。 

 

病院に着き、産婦人科へ行ったら 

『こちらではなく、別の所になります』と案内された場所は不妊治療専門科。 

えっ、最初からこっちなの…… と不安が生まれました。

 

併設していた方が良いけど、まだブライダルチェックしたいだけなのに…… 

となったのですが、はっきり言えない私は 

カウンセリングルームへ呼ばれ、初めてのカウンセリング。 

 

すごく物腰の柔らかい女性の方だったので

産婦人科に行くつもりだった事 

ブライダルチェックをしたかった事を正直に伝えてみたところ

『じゃぁ、検査だけして、その後は応相談って事にしようか。』 

と言うことになり、検査に挑みました。

 

尿検査、血液検査、内診。 そう、問題の内診。 

男性の先生が担当してくれたのですが…… 痛すぎる。

えっ、おじいちゃん先生より痛い!何で!と軽くパニック。 

 

『痛いです』と言っても 『我慢してねぇ』と冷たい一言。 更に……

『あぁチョコレートあるねぇ。』 

『……チョコレート?』 

 『あれ、知らない?チョコレート嚢胞。子宮内膜症の一つだよ』 

と言われ、更にパニック。 

 

『とりあえず終わるねぇ』 と言われ、椅子から解放された私。

女性の看護師さんが優しい口調で 

『力いれるとね、痛さが増すから“ふぅ”って息を吐くといいよ』 

と声をかけてくれた事により、私の精神は崩壊をし、泣き出してしまいました。 

 

初めての時が痛くなかったのに、何でこんなに痛いの!と言うか先生冷たすぎでしょ !

そしてチョコレートって何!! 

子宮内膜症とかおじいちゃん先生言ってなかったじゃん!! 

と、心の中で叫びながらしばらく泣いていました。

 

そして、落ち着いてから、先生の元へ戻り

詳しく話を聞いていたのだが、また不安が蘇り、泣く私。 

 

酷い生理痛が心配で行った初めての産婦人科から2年。 

その間に内膜症ができるなんて…… 

やっぱり私は不妊症なんだ…… と駆け巡る不安。 

覚悟はしていたつもりでも、現実を突きつけられると 

やっぱり心がやられてしまいました。 

 

そのまま泣きながら先生と話して 

別室に案内され、優しいカウンセラーの方と少し話をし 

後日、結果を聞きに行くことに。